参議院選挙が終わって…振り返り
いや〜 とうとう参議院選挙が終わりましたねー
みなさん選挙行きました? モー娘。好きの私は投票行って外食して(うどん)帰りました。あの頃の加護ちゃん可愛かったね。まあ私は断然中澤姉さん派でしたがw
参議院選挙の結果をおさらい
さて、参議院の結果をおさらいしましょう。
自民党・公明党の与党が、約3分の2の議席を確保したそうです。これで、憲法改正発議に必要な議席数の確保がされました。選挙速報のニュースで、安倍さんが嬉しそうな顔をして「改憲については慎重に考えます」と言ってたのを見た人もいるんじゃないでしょうか?
ところで、読売新聞のネット版記事では
と書かれています。
つまり、野党側は「今回の選挙は、憲法改正が争点だ!」と言い、与党側は「いやいや憲法改正は争点じゃないですよ、そこじゃない」と言ってたわけです。争うポイントが食い違っていたんですね。
だから、投票前のマスコミ報道では「今回の選挙は争点がわからない」というものがとても多かったわけです。
ところが、投票が終わって開票されだした途端、マスコミ報道は「改憲勢力が3分の2を確保」という見出しをつけ始めました。まるで「国民の大多数は憲法改正に賛成だ」と言わんばかりに。
じゃあなんで、投票前の時点で「改憲勢力 議席確保なるか?」みたいな見出しをつけなかったんでしょうか?
選挙前の右上見出しを見てもわかるように「最大の争点アベノミクス」と書かれています。
ちなみに、毎日新聞のネット版記事ではこう書かれています。
専門家からは「政府与党が憲法改正の争点隠しをしたため報道が盛り上がらなかった」との指摘もある。
『テレビは視聴率の取れない政治ニュースを扱わなくなる傾向にあり、安倍政権になって批判もしなくなった。今回の参院選は自民が争点隠しをしたため、さらに報道が盛り上がらなかった。』
本当に国民は「憲法改正」に賛成なのか? あなたは?
今回の選挙の争点が「憲法改正」だったということがもっとテレビで議論がされていれば、選挙の結果も違っていたかもしれません。
でも実際には、「どこに入れたらいいのか分かんないなー」「とりあえず与党にいれとこ」っていう人も多かったんじゃないでしょうか? 特に、今回は選挙権が18歳からと引き下げられたわけです。18歳のうち、どれくらいが憲法改正について分かってるんでしょうか?
そういう状態で選挙をしたのに、選挙が終わってから「憲法改正派の与党が多くの議席をとったから、国民は憲法改正に賛成なんだ!」と言われたら「えっ?」となりませんか?
興味を持たない、政治に参加しない自分たちにも責任がある
そもそも、毎日新聞の記事にもあるように「政治ニュースは視聴率がとれない」わけです。
テレビは視聴率が命です。視聴率が低ければスポンサーが離れる、つまりは収入が減るわけです。もちろん、会社としてそれは困る。だから、視聴者が求める「安易でわかりやすいバラエティ」ばかりを放送するわけです。
もちろん、自民党側の「憲法改正について放送するなよ」という圧力があったのも事実ですが、私たち自身が「ちゃんと放送して」と声をあげる必要もあるわけです。
選挙が終わればハイ終わり、じゃなく今後もしっかり参加していこう
東京都から立候補した三宅洋平さんのいわゆる「選挙フェス」やシールズをはじめとして、今回の選挙は今までよりかなり盛り上がっていたイメージがあります。今まで政治に興味がなかった若い年代にも「選挙は自分たちのことなんだ」という当事者意識が芽生え始めました。
だからこそ、この熱量をこのまま保ちつつ、まだ政治に興味がない人たちに、少しずつでも興味を持ってもらう必要があります。
すごく大変なことです。政治について語るとほぼ面倒臭がられます。w 芸能人の色恋沙汰で一喜一憂していた方がよっぽど輪に溶け込みやすいです。実際、私も現実の世界では話すタイミングをかなり伺ってしまいます。
そんなときこそ、便利なツール「インターネット」を駆使しましょう。ちょー便利。チョベリグです。twitterとかfacebookとかで拡散したりつぶやいたりすれば、回り回って誰かの目に止まるかもしれません。いい時代になりました。
ということで、今回の参議院選挙がきっかけで始めたこのブログ、せっかくなのでこれからもちょくちょくと更新していこうと思います。
興味をもって読んでくれたら嬉しいです。ありがっさまりょーた。